岡村靖幸「マキャベリン」in中野に行ってきました!一言で言うと最高です。
以下、ネタバレだらけですので、ご注意下さい。
さて、岡村だ。靖幸だ。いわゆる岡村ちゃんだ。
昨年の仙台市民会館から一年ちょいぶり、魅惑の厚み確認のために出動だ。
嘘です。聴きたかったよ、岡村の歌声をさ。
エレカシエレカシと今はとにかく宮本に首ったけではあるが、そんな私にとっても、岡村ちゃんはちょっと特別なスーパースターなのです。
さて、今回の私にとっての目玉曲が、四方八方から漏れ伝わってきた。
私が岡村靖幸を初めて生で観たのは、「真・禁じられた生きがい」ツアーin武道館。案外遅め。それまでは、あまりに好き過ぎて、生で観たら私がボムッと破裂?爆発?とにかく壊れてしまうと、本気で思っていた。しかし、頻繁に拝見できていたはずの岡村が、どんどん表舞台に立たなくなり、爆発の心配より、生で観たい欲求の方が優った時、それが真禁ツアーの時期だった。
武道館の二階で観た初めての生の岡村の姿は絶対忘れられない。特に弾き語りは衝撃的だった。
と、初岡村の想い出に浸ってしまったが、今回のマキャベリンにて、その時以来の「青年14歳」を歌ったのです、岡村ちゃん。なんと22年ぶり!念願の、いや悲願の青年14歳、かっこよかった…。歌うという噂を聞いた時に「歌詞とか、憶えてるの?」と疑った私をグーで殴っていただいて結構です。今の声、今の歌い方、最高。来て良かった。チケット取れて良かった。まず泣いた。
今回のセトリ、一言言わせていただくと、すごく「岡村靖幸全般」を満遍なく網羅したセトリだった。新旧見事に取り混ぜ、こんな風に歌って欲しいという私の欲求のその上をいく歌いっぷり。ちなみに私はキーの上げ下げは全く気にしない。その時期に歌える最高の音を出してくれれば、それで幸せだと思っている。そして本日、最高級の幸せを味わった。
さて、早速本日のセットリスト、憶えている範囲で書いておく。
ステップUP↑
ステップアップLOVE
Dog Days
どぉなっちゃってんだよ
Lesson (一青窈)
青年14歳
ぶーしゃかLOOP
愛の才能 (川本真琴)
できるだけ純情でいたい
ヘアー
忘らんないよ
彼氏になって優しくなって
Out of Blue
あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
だいすき
Superstition(Stevie Wonder)
どんなことをして欲しいの僕に
Punch↑
祈りの季節
SUPER GIRL
ギター弾き語り
come baby
中野のベイベ
キーボード弾き語り
戦士の休息 (町田義人)
All In Love is Fair(Stevie Wonder)
ア・チ・チ・チ
聖書 (バイブル)
愛はおしゃれじゃない
ビバナミダ
※抜けがあったらごめんなさいよ。これが私の精一杯!
アレンジで腰を抜かしたのは「ヘアー」。天才か?あなた、天才ですか?と2018年の初夏も思わせてくれてありがとう。クソかっけー。マジかっけー(語彙力)。あんなにヘアーを弄っておきながらだよ!ヘアーに後ろ髪引かれながらだよ!なんだよそのかっこよさはよ、岡村!ずるいぞ、岡村!
ステップUP始まりというのも、アガッたわ。いきなりブチ上がりです。
一年ぶりということで、少々身構えた私でしたが、しかし、最初の音を聴いた瞬間から、あぁ、私の中にはずーっと岡村靖幸の奏でる音楽は流れっぱなしだ、24時間途切れなく、と自覚。
Lessonをチョイスしたところも驚き。タンシチューのくだりはさすがにやりませんが(笑)岡村が歌うとこうなるのか!と新鮮な驚き。
そしておそらくこれも超目玉「どんなことをして欲しいの僕に」。これを歌えるということが、どれほど今の声の状況が安定、いや絶好調ということか!しかも、二人はもう全裸の歌なので(ザックリしすぎですか?)、まあ真骨頂の艶プレーが出るわ出るわ。挙げ句の果てに、マイクに跨った状態で曲終わり暗転って、暗転って…。最高か?
「乗っかってもいい?」
「またがってもいい?」
「舐めてもいい?」
これを真顔で言える岡村靖幸のファンであることに誇りを持っていいぞ、自分!
Punch↑からの祈りの季節の流れも良かった。
というか、今回曲の流れがほんと良かった。熟れたセットリストだと思う。これに加え、岡村のデンスが気持ち良くハマりまくり。ピタリピタリ。ズレなし、ブレなし、キマリまくり。聖書 (バイブル)で泣いたのは初めてだなぁ。
ギター一本のカンベベもめっちゃ痺れました。岡村のギター、ほんと大好物です。
カバー3曲も、実にお見事。仕上げてきたなー、と感心。また、野生の証明っていうチョイスが激渋。スティービーワンダー2曲、たまんないっす。
わたくし、本日は恥ずかしいほどに岡村から目を逸らしませんでした、えぇ、いっときも。ですので、オカムラズの皆さんのお衣装がどんなだったか、MCの内容すらあやふやでございます。あ、横りん、ハピバ。
それほどまでに岡村靖幸に全神経を集中した、集中できた3時間でした。今日の歌もデンスも、「これぞ岡村靖幸!」という理想のものでした。なんたる幸せ。この凄さ、まだ岡村靖幸を生で体験したことのない人に、伝われ!