四月の風

君に会えた四月の風

荒吐と、卓カレと、エレカシの現実味について

私には月末になると楽しみにしていることがある。
それは、会社の机の上に置いてある、エレファントカシマシの月めくりカレンダーの翌月分をめくること。
ということで、朝いちばんにカレンダーをめくった。
ネットで詳細が出た時も、画像は薄目の状態で見ていた。
だってもったいないから。
その薄目の状態でも、少々悲鳴を上げた写真がある。それがついに6月の写真として、私の机上に登場した。

短髪。スーツ。よく磨かれた靴。
宮本さん単独。左ひざを立て、その膝の上に左ひじをのせ、きりりとした目線でこちらを見ている。非常にかっこいい。
その表情のキリリっぷりとは裏腹に、彼が乗っているのがドレッサーなのである。
そう、ドレッサー。鏡こそ置かれてはいないが、華奢な四足、小さな抽斗。
鏡と化粧品を並べれば、あっという間にいっぱいになってしまうその面積にロックスターはつま先を少しはみ出した程度で乗っかっている。
稀代のフォトジェニックだとは思っていたが、ここまでとは…。
どなたでしょうか、そのドレッサーに乗ってみましょうか、と提案をしたのは?
ありがとうございます。ありがとうございます。

この写真のおかげで、私の頭の中では、あらゆる狭き場所にて宮本さんを乗せまくっている。会社の机、キッチン、テレビ台、コピー機、冷蔵庫。
こんな妄想をしてしまうようでは、いつか幻を見てしまうのではないかと我ながら恐ろしく思うほどに宮本さんがさまざまな場所、さまざまなシチュエーションに収まるコンパクトな状態を想像しまくっている。
そして想像すればするほど、この妖精のような人は実在するのか?とまた思ってしまう。

なぜ急にこんな話をしたかというと、昨日ARABAKIオフィシャルから、今年のステージ写真が一挙公開となった。

PHOTO GALLERY | ARABAKI ROCK FEST.18

白シャツのTOSHI-LOW、肩を組みにいったyui、石くんと並ぶCHABO…。
自分が観たステージは、ひと月経った今、かなり夢か幻かの状態になってきているので、あらためてこうして写真で観ると、嗚呼、私が観たあの姿は全て現実だったのね、と思うことができる。
そこでふと思い出したのが、上手ぎりぎりまで来てくれた宮本さんの姿だった。
近かったのだ。
今までのステージだって、どんなに3階の離れた場所であろうと、その尋常ならざる存在感により全く物足りなさを感じさせることのなかった人達なのだが、それにしたって荒吐の宮本さんは近かった。
私は、近くて泣いた。
本当に存在しているんだ、ということをあまりにも生々しくはっきりと感じて泣いたのだ。
そして、存在そのもので泣くという自分に、たいそう驚きもした。
そんなことを想い出した夜であった。

そして一夜明けての6月カレンダー。
また再びの妖精感に、何故だか少し安心している自分がいる。

さて、昨日発売のロッキンから怒涛の雑誌掲載が始まるようである。
公式で発表されているだけでも、これ、このとおり。

■7月7日(土) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
「ミセス 8月号」>>>

■6月26日(火) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
婦人公論」>>>

■6月24日(日) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
「Smart 8月号」>>>

■6月19日(火) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
週刊女性 6月19日号」>>>

■6月15日(金) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
「MUSICA 7月号」>>>

■6月9日(土) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
「Men's NON-NO 7月号」>>>

■6月6日(水) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
「週刊 ザテレビジョン」>>>

■6月5日(火) 発売 ※表紙
表紙&メンバーインタビュー掲載
音楽と人 7月号」>>>

■5月30日(水) 発売
宮本浩次インタビュー掲載
ROCKIN’ON JAPAN 7月号」>>>

恐ろしいことに、今回は婦人誌への掲載も多い。
このフォトジェニックがフォトジェニックでなかったことなど、私が見る限り一度もない。
雑誌の切り抜き、かなりページを重ねた状態でファイルに入れていても、もうすでに一冊分が終わりそうだ。
財政状況により、ある程度立ち読みで我慢しようと思ってはいるが、どうだろう。どうかしら…。


怖い。
6月だけでもう一冊ファイルが増えても、恥ずかしいから言いません。

 

Wake Up(初回限定盤)(DVD付)

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