四月の風

君に会えた四月の風

ロッキング・オン・ジャパン「名曲誕生!宮本、語る‼︎」を読んだ

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山崎総編集長のやる気溢れる早出し記事と上記写真をネットで拝見してから数日、期待に胸を膨らませて、ロッキン宮本インタビュー読みました。

まず、先に掲載されている写真の感想から言っておきますが、木に絡みつきつつもたれかかる写真が今回の俺ベスト1です。(定期感想)どうしてこの人は、こうもフォトジェニックなのか…。

話題沸騰、椿姫写真はこちら!

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インタビューの方は、まずトリビュート盤の話が。宮本さんがハリーのファイティングマンについて非常に素直な感想を述べています。トリビュート盤は今回のものが最後と思う気持ちも、納得。

そしてさいたま2デイズについて。ミスチルスピッツ人気に便乗して、などと謙虚なことを言いながらも、結論は「ひとえに俺の人徳って感じがする」

 

そしてさいたまでお披露目された新曲「Easy Go」の話へ。アルバム「奴隷天国」そして「東京の空」の話を出し、バンドというものに対する宮本さんの意識の変化、そして変わらなかった気持ちについて大いに語る。

「なんで俺は3コードっていう、ど真ん中のエレファントカシマシのいいところ…ミヤジがいて、トミがいて、石くんがいて、成ちゃんがいるっていう、ど真ん中だけ避けるんだろう」

幻想に怯えながらおずおず歩いていた、という表現までしていて驚く。それが30周年ツアーをやることによって、「4人の中にいる宮本がみんな好きなんだ」ということを改めて強く思ったという、ほんと30周年ツアーを成し得たことで得たものの大きさよ!

 

「バンドを足掛かりにしているにもかかわらず、俺は小さい満足を自分ひとりで抱え込んで、外ばっかり見てたんだけどさ。」

 

ツアーで得た感情が、手応えが、大いに今回の新曲レコーディングにも影響を及ぼしている。結果的にエレカシのリスタートであり、再構築の一年を私は目の当たりにしていたのだな。

 

いちばん大事なものはこのバンドと自分の仕事であると思っている。

自分の希望はそこにある。

 

ロッキン、来月号、再来月号も買わねばならぬようです。

エレカシ毎号レギュラー状態へとJAPANは突入するのでよろしく!」

こう明記されておる。恐ろしかぁー。

 

宮本さんのインタビュー、非常にサービス精神旺盛な人なので、いろいろな話を聞くことができるのだが、インタビューを重ねることによって、その話の芯が、核心へと変化していくところが良い。ブレない理由は、もしかしてこういうところにあるのかもしれない。

 

あ、温故知新の写真も非常に好きです。