四月の風

君に会えた四月の風

MUSICA 宮本浩次インタビューを読んで


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まず、歌詞がまるっと掲載されていることに驚いた。そして、歌詞が持つ疾走感が凄い。

さいたまスーパーアリーナ2DAYSで二度も聴くことが出来た「Easy Go」、息継ぎ問題で歌詞はなかなか聴き取れなかったので、こうして発売前にじっくり歌詞を読むことができるのはありがたい。

 

掲載されている中華街での写真がまた、話し声、笑い声が聞こえてきそうな良い写真。目撃情報をたくさん見たが、たしかにこれなら目立ったはず(笑)個人的には刀削麺の前で、「ものすごく何か言いたげに石くんを見る宮本さん」写真の全員の表情が好き。

 

インタビューは鹿野さんがお相手ということで、ものすごく胸襟を開いての対話という感じ。肋骨の折り方が非常に中坊的なもので、しかも「結構みんな折ってんじゃないの?」と言ってしまうところが、男子。

47都道府県ツアーのこと、紅白のこと、新曲のこと、大変なボリューム。「この説明、わかりにくいですか?」と宮本さんが言っている時ほど、なんとこの人の表現は豊かで面白いのだろうと思うのだが、今回はなおさら。そして的確。この一年間という月日が、ファンの拍手が、濃度の高い時間を過ごしたスタッフが、いろいろな要素があって(でもその要素の中では紅白歌合戦という経験は突出していると思う)今までのインタビューの中でも開眼した、覚醒した感じを受ける。紅白、新曲で出たいと。ベストアルバムがもっと豪快に売れると思ったと。痺れるな、それをはっきりと言うところが。

前回のトリビュート、劇場版のことに触れた部分もとても良かった。

 

きっともっともっと苦しくなるといいと思うんですよ。

この4人で、という発言が多いところも今回の特徴。4人で音を出すことの大事さをファンや周りのみんなから気づかせてもらった、という表現も嬉しい。

アルバム、そしてツアーに期待大。

 

「俺って自分でも想像もしないアクシデントとか、いかにも起こしそうじゃない?」

って、あぁ、ご存知だったのですね。素敵です。

でも、もっと素敵だったのは目次のひょっこり写真。私の中の2018ベストオブひょっこり、早くも確定。

 

MUSICA(ムジカ) 2018年 04 月号 [雑誌]

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